Company
大自然のエネルギーを
体内に取り入れる
生き物は大自然の恵みを蓄積したものであり、それを食べるということは、大自然のエネルギーを体に取り入れるということです。そして、大自然の恵みを受けたものに添加物など一切必要無く、あるがままを頂くことが最も良いと我々は考えます。
Philosophy フィロソフィー
お茶を飲む。
暮らしの中に訪れるほっとするひとときです。
心も体も洗われて、新たなる自分で日常に戻ってゆく。
お茶は中国から日本に伝えられ
解毒や長寿の薬として飲まれたことがそのはじまりともいいます。
1500年の時を経た今も、お茶は洗心。
心も体もクリアにし、
そして人と人を繋いでいくものではないでしょうか。
『まるは茶業』は人との出逢い、交流に欠かせない
お茶を通して新しい文化の創造のお手伝いをします。
おいしいお茶には、バランスが備わります。
味と香り、滋味と爽快感。テロワールを作る水と温度。
同じように豊かな文化の創造には
伝統の尊重と革新性、しなやかな心と体、
自ずとそれらのバランスが求められます。
『まるは茶業』が目指すのは、
バランスを兼ね備えた
自然の恵みをあるがままに伝えるお茶です。
あなたのための最高の一杯を、お届けします。
Clearness, Simplicity, Well-Balanced
Maruha’s Tea Culture
『まるは茶業』の考えるお茶文化
『まるは茶業』は、おいしいお茶づくりとともに新しいお茶の文化も考えます。お茶の木は学術名をカメリア・シネンシス(Camellia sinensis)というツバキ科の植物。紀元前の中国でその葉を焙じたり丸薬にして飲まれるようになったといいます。古代日本でも山間部に自生していた「山茶(さんちゃ)」を飲んでいたという説もあります。
中国 唐代の陸羽が記した『茶経』、日本では鎌倉時代の禅僧栄西の著書『喫茶養生記』が喫茶のガイドブックの役割を果たしましたが、日本の庶民の暮らしの中で「淹茶(だしちゃ)」として現在の煎茶のようなスタイルで親しまれるようになったのは江戸時代のことでした。また武家が嗜んだ侘茶にルーツを持つ「茶道」というお茶の文化もあります。世界でも例を見ない高度に体系化され、洗練されたおもてなしの”道 ”です。
喫茶文化の現在はどのようなものでしょう? インターネットの普及で日本茶のみならず、紅茶、中国茶、コーヒーの嗜好品は世界レベルの逸品が簡単に手に入るようになりました。サードウェーブ・コーヒーの流行を受けて、日本茶の世界でもおいしさを求めて焙煎、合組(ブレンド)に精通した「茶師」の存在がクローズアップされています。コーヒーの次は日本茶のカッピング(テイスティング)がブームになるともいわれています。いずれにしても茶と人が積み重ねて来たものが現在まで続くお茶文化といえるでしょう。
『まるは茶業』それらの歴史を踏まえた上で、そのオリジンに立ち返ることを提案します。自然に存在していた茶を人々がその生活に取り入れていった、自然と共生する感覚。そのシンプルな感覚を鍵に、新しいことに挑戦したいと考えます。
History ヒストリー
日本の国づくりの道を開いた「道別の神」猿田彦之命の大本宮 椿大神社にほど近い鈴鹿山麓・水沢(すいざわ)でわたしたち『まるは茶業』が作るお茶は、みどり深い伊勢茶です。
水沢における茶の歴史は平安時代にまでさかのぼります。空海が唐から薬として持ち帰ったお茶の木が、この土地、水沢・冠山 茶の木原に伝わったといわれています。江戸時代には薬王山 常願寺 住職 中川教宏が宇治茶の製法を取り入れた品質の高いお茶の栽培・生産を伝播。その後伊勢商人により全国で知られるようになった「伊勢茶」の中でも摘採前、一時的に茶畑を覆い、太陽の光を遮断し茶葉の旨味を曳き出す水沢の「かぶせ茶」は、その生産量で全国一です。
『まるは茶業』の創業は今から約40年前。伊勢茶の仕入れ販売からスタート、『株式会社伊藤園』様の三重集荷場としてお茶の仕入販売や仕上げ加工を請け負ってきました。同時に、より快適なライフスタイル、お茶文化を伝えるお茶道具販売サイト『茶人』を立ち上げ、若い世代にも喫茶文化の魅力を伝えてきました。
2014年、『まるは茶業』は新しいチャレンジを始めました。FSSC22000という食品安全規格の認証を取得。また、みえ農商工連携推進ファンド助成金の認定事業を獲得。世界レベルの厳しいチェックにパスした製品を送り出す準備中です。『まるは茶業』は、伊勢茶における初のグローバルスタンダードを目指しています。
Timeline 沿革
1976 (昭和51年)
三重県四日市市水沢町で水沢だけでなく九州、奈良のお茶の中間集積地としてお茶の管理をしていた萩村拙夫が『まるは茶業』としてお茶の仕入れ、卸販売をスタート。主に株式会社『伊藤園』三重集荷場としての活動。
1978 (昭和53年)
二代目社長 萩村 昇が仕上げ加工ラインを新設し仕上げ加工業務をスタート。
2000 (平成12年)
現社長・萩村 健が茶の小売をメイン事業とする株式会社『茶人』を設立。株式会社『茶人』のECサイト『鈴鹿山麓かぶせ茶の茶人』サイトオープン。地元の美味しいお茶を販売する産直ショップがテーマ。
2006 (平成18年)
『鈴鹿山麓かぶせ茶の茶人』が単独のECサイトとして「急須の取り扱い点数」が世界一多い店に。店舗名を「お茶の百貨店」に変更。「お茶に関するものは何でもワンストップで提供する」がキャッチコピー。
2009 (平成21年)
株式会社『茶人』がEC事業を売却。
2009 (平成21年)
株式会社『伊藤園』の三重県契約栽培の取り纏め業務開始。
2011 (平成23年)
『まるは茶業』と株式会社『茶人』を合併。新たに株式会社『まるは茶業』へ商号変更。
2014 (平成26年)
食品安全規格 FSSC22000 認証取得。
みえ農商工連携推進ファンド助成金対象事業に認定。
Outline 会社概要
株式会社まるは茶業
〒512-1105
三重県四日市市水沢町3194番地3
PHONE: +81-59-329-2980
FAX: +81-59-329-2463
創業:1976年 (昭和51年)
設立:2000年 (平成12年)
取引銀行:百五銀行 日永支店、第三銀行 日永支店、三重銀行 四郷支店
取引先:(株)伊藤園、三菱食品(株)、伊藤忠食品(株)など
役員:代表取締役社長 萩村 健
事業内容:お茶の栽培、加工、管理、販売を一括して行う。